お裁縫の「玉結び・玉留め」、
いつごろできるようになりましたか?
学校の家庭科の時間に教わったとすれば、5年生くらかな。
つの子のアトリエでは、いつも針と糸、布地とフェルト地を用意しています。
針は、太めの毛糸とじ針のようなものから、本気の縫い針まで。
何歳でも、興味のある子は自由に縫い物にチャレンジできます。
でも「玉結び・玉留め」は難しいと思うので、
ひっそりお手伝いのタイミングを見計らっているのですが…
自分で
年長さんのNちゃん、ボタン付きミニバッグを作ることに決め、目がキラキラ。
ところが、縫い始めの玉結びがまだ上手くできない…。
しょんぼり顔のNちゃんの玉結びをお手伝いして、またそっと見守ります。
チクチク縫い丁寧に進め、
玉留めのタイミングで「よし、手伝おうか」って針を持とうとすると、
納得いかない様子のNちゃん。
「自分でやる」という意思を、針を強く持つ指から感じました。
(そうそう、糸をくるくる巻いて)
(糸抜けちゃったね、もう一回もう一回)
(あれ~、玉にならなかったね)
何度も、何度もくるくる巻いて、スーッと引くんだけど、
この日は、結局、うまくいきませんでした。
そして、「お願い」って針を手渡してきて、
私の手元をじーっとじーっと観察するNちゃん。
自分でできるようになりたいんだね。
また、いつでもチャレンジして!
そういえば、
2年生のNちゃん、1年生のSちゃん、
みんないつの間に「玉結び・玉留め」できるようになったんだろう。
ちゃんと待っていてあげると、一人でできるようになりたい気持ちが湧いてくるんですね!
今日のアトリエは、「できるようになりたい気持ち」がモリモリ湧いてきたかな?!