見えないものを想像する遊び

土日ワークショップ「切ったらすごいんですまんじゅう」ご参加の皆さんありがとうございました。

昔、和菓子の本で見つけた「蓬莱饅頭」なるものがずっと気になっていました。

外見はでっかい饅頭、切ってみると…なんと、餡の中から色付けされた小さいお饅頭の断面が出てくるという、可愛いすぎる仕掛け!

見えないものを想像しながら作るってワクワクするだろうな、、、ということで、ワークショップやってみました。

紙ねんどは白を用意、色付けから自分でやります。

グチャグチャ、コネコネ、ムニムニしながら、色を混ぜ込みます。

これは脳に刺激を与えるとっても良い感触遊びなので、アトリエでは市販の色付きねんどはほとんど使いません。

子ども達は、自分で作ったたくさんの色を丸めては考え、重ねては考え、湧き出るアイデアを形にしようとどの子も真剣な顔。

自分色を詰め込んだおまんじゅうの断面は、誰も想像しなかった世界に一つのものになりましたよ。

時代はとても便利になり、想像するより早くビジュアル情報が手に入ります。

子どもの自由遊びにはそもそも正解がないので、遊び方を検索してやり方を示してゴールに導こうとするのは、大人が満足しているだけかもしれません。

子どもの遊びは見えないものと思って、何が出るのかワクワクして見守りましょう!

子どもたちの「すごいまんじゅう」はこちら

2020年10月31日 切ったらすごいんですまんじゅう

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