プラバンを焼く時は、高温になるのでお手伝いをしています。
そしたら、
焼き過ぎてしまって、かわいいドングリになるはずが、べっとりくっついて、ぐにゃんと曲がって、ビヨ~っと伸びて…
「失敗してごめんね~」と伝えたんです。
それを見たSちゃん、
「えーっ!宝石みたいでかわいい!」って(驚)
そ、そう、良かった!
そうだね、宝石みたい!
いびつな形がダイヤモンドに見えたり、デコボコがキラキラに見えたり、「それで良し」とする目を子どもはちゃんともっているんですね。
あ゛ー、失敗ドングリにしか見えてなかった…
「失敗」って大人が決めているんだなと、あらためて感じた一コマでした。
大人目線で「決めつけことば」言っちゃうな~という方へ
「あそび見守りことば」に変換しましょう
〇「ゴミだよね」→「このお宝どうする?」
紙くずにしか見えなくても「欲しい」と言われたら保管してください。腐ったり、カビが生えたりしたら、その状態を見せて、ニオイを嗅がせて、どうするかもう一回聞くといいですよ。
〇「失敗だね」→「どうしよっか」
「失敗」を安易に口出さないことが大事。特に、自分で決めてやり始めたことは、ゴールがどこなのか大人も分からないので「どうしよっかー」って一緒に考えるスタイルだと、子どものひらめき力が伸びます。
〇「そんなの無理」→「やってみよう」
たとえ「紙ねんどをセロハンテープでくっつける」と言い出しても、いいのいいの。「あなた天才かも」って顔して、まずはやらせてみてください。子どもにとって、セロハンテープは何でもくっつけられる道具の王様なんです。そうやって遊びながら王様の限界や道具の特徴を知ることでしょう。
大人の待つ勇気が子どもを伸ばす
今日もおもいきり自分時間を過ごしたつの子たちの様子をご覧ください。