「捨て色」
野村順一さんの本に出てくる色彩学の言葉で、
ある色をより際立たせたり、
より引き立てたりするための色。
捨て色=色を見るための色
例えば、和室の色づかいは、
畳、柱、障子、天井、壁…部屋のほとんどが捨て色になっています。
そして、畳の縁(へり)、床の間の飾りや掛け軸が少量(5%)のアクセント。
色味はたったそれだけ?
と思いますが、障子を開けたら…
季節の色が目に飛び込んでくるという仕掛け。
草木も花も空の色も、より美しく映えるようになっているんです。
これが、捨て色(色を見るための色)効果と言われています。
アトリエのエプロンは、
生成り(ベージュ)
紺(ネイビー)
茶(ブラウン)を選びます。
捨て色効果で、子どもたちの色をよーく見るために!
今日のアトリエは、どんな色が見えるかな?!