公園みたいなアトリエ

アトリエは、子どもが公園で遊んでいるような雰囲気を作りたいと思っています。

ドラえもんに出てくる土管のある公園(空き地)…いいですね。

そこには、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫、出木杉君…

クレヨンしんちゃんに出てくるすべり台のある公園…いいですね。

そこには、しんちゃん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃん…

ちびまる子ちゃんに出てくる木のベンチがある公園…いいですね。

そこには、まるちゃん、たまちゃん、花輪くん、丸尾くん、ブー太郎…

公園は、子どもだけで遊びの世界が広がる特別な場所なので、

そんな感じを作るために、ちょっとだけ心掛けていることがあります。

土管や木とかベンチのように

特に、子ども達が集中しているときや、

自分たちでつくった遊びのルール決めをしているとき、

私が存在感まる出しでいると、

考えるのをやめて「どうすればいい?」と聞いてきます。

まるで大人が正解を知っているかのように。

そんな時は、反省。

忍者の術のように存在を潜めて、土管や木やベンチになる努力をします。

木陰や草むらのように

日差しが強いとき、木陰に駆け込むように、

一人になりたいとき、草むらでゆっくりするように、

そういう瞬間を見逃さないようにと思っています。

それから、

「公園みたいな雰囲気づくり」を助けてくれているのが、

お部屋を利用している「さくらホール」(岩手・北上市文化交流センター)の構造。

屋内なのに、公園を散策しているような作りがとても気に入っています。

今日のアトリエは、私、土管になっていたかな?!

2020年11月12日つの子図鑑

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